中国語と機械翻訳
ニューラルネットワークによる機械学習や、ビッグデータといった言葉が駆け巡る現代。
機械翻訳の精度は、私たちプロから見ても、目を見張るものがあります。
しかし一方で、機械翻訳にはまだ足りない部分があるのも事実。
ましてや中国語は、英語と比べると精度も情報も大きく不足しています。
私たちは機械翻訳のことを、仕事を取り合う競争相手としてではなく、お互いが長所を活かし、短所を補いあえるようなパートナーだと考えています。
そしてそのためにもAIを積極的に導入・検証することで、「翻訳者のサポーターとしてのAI」という可能性に挑戦しています。
導入済みのエンジンについて
AIKO SchLingual
弊社と、医学・医薬品の英語翻訳会社アスカコーポレーション様と共同で開発した、医学特化型エンジン。
日英中リレー機械翻訳という仕組みを活用し、特定分野では非常に高い精度を誇っています。
T-3MT
ロゼッタ様のカスタマイズ型翻訳エンジン。
弊社では大型の翻訳プロジェクトで、翻訳 → 校正 → 学習 → 機械翻訳 というサイクルを構築し、工数やコストの削減に活用しています。
Google 翻訳
ニューラル翻訳という手法を最も早くに打ち出した翻訳エンジンで、精度は他に劣ることもありますが、対応言語の多さが魅力的です。
DeepL
「Googleより分かりやすい」と一世を風靡したDeepLも導入。API経由でのバッチ処理などに活用しています。